自分が「大嫌い」から「大好き」になりました
以前は自分が大嫌いでした。
コミュニケーション能力が低い、指示待ち人間、他人に迎合してしまう、仕事が出来ない、忘れ物やなくし物が多い、遅刻が多い、運動神経が異常に鈍い、動作が遅い、何もない所で転ぶ等々、理由は色々ありました。
集団の中では浮いた存在な事が多かったです。
指示待ち人間なので、自分から責任のあるような立場になった事は一度もありません。
小学校時代にジャンケンで負けて、仕方なく班長をした位しか思い浮かびません。
仕事でも常に一番下の立場でしたし、ずっと一番下の立場でいたいと強く思っていました。
パートで学童保育の補助員をしていた時は、子供に指示しなくてはならない立場なのに、子供に何て言って良いのかわからず2か月で辞めました。
仕事は完璧なマニュアルがないと遂行出来ないのです。
マニュアルに書いてない例外な事が起こると、どうして良いか分からなくなってしまいあたふたしてしまいます。
それから他人に迎合してしまい過ぎて、自分がどうしたいかさえ判らなくなってしまう事もよくありました。
でも今は、メンタルが強くなってきたし、注意欠陥のADHDっぽいところは工夫して大分良くなってきました。
メンタルが強くなったのは、今までの辛い経験を乗り越えてきた事で少しづつ強くなってきた事と、今通ってる就労移行支援の影響があります。
あとは自分で考えて少しづつ変わるように、常に小さい目標立てて実行するようにしているのも良かったのだと思います。
例えば私は精神科の受診時、「お願いします。」「ありがとうございました。」を多用していました。それだと自信なさ気に見えるだろうなと思って、1回の受診につき「お願いします。」1回、「ありがとうございました。」1回と決めました。
そんな小さい事から始めましたが、効果を感じています。
それと今回一番言いたかったのは、病気をして辛い思いをしてそれを乗り越えてきた自分が大好きという事です。そう思うと本当に自分が愛しいんです。今までよく頑張ったねって誉めてあげたいんです。
皆さんも、辛い経験を頑張って乗り越えてきた自分を是非たくさん誉めて下さい。
病気と闘ったり耐えてる最中の方も、良く頑張ってるねってたくさん誉めてください。
支えているご家族の方もどうかご自分を誉めてください。
病気って当事者もご家族も本当に辛い出来事ですものね。それを頑張ってるのはすごい事です。
病気の事以外でも私はよく自分を誉めています。
例えば小さい事ですが、コンビニでコーヒーの蓋が上手く出来なくて少しこぼしてしまった時、ティッシュで床を拭いたんですけどその時「自分さいこー!えらい!」とか、小さい子どもを見て可愛いと思った時は、自分は子供を持たない人生になってかつては辛く思う時期もあったけど、今はこうして他人の子供を心から可愛いと思える、そんな自分素晴らしい!とか、お弁当作ってよくやってるね、とかもう誉めまくりです。
そんな事をしていたら、いつの間にか自分が大好きになってました。